タイトル

速報 IPCC 第6次評価報告書

第1作業部会の報告を読み解く

日時

2021年8月17日(火)16:00〜17:30

開催形式

Zoomを用いたオンラインセミナー方式

YouTube Live

 ご案内

 8月9日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が「第6次評価報告書」の第一弾として、第1作業部会(科学的根拠)の報告書を発表します。

 世界気象機関と国連環境計画によって設立されたIPCCは、1990年から2013年まで5〜7年ごとに評価報告書を発表しています。その内容は、国連交渉を通して各国の気候変動政策に影響を与えてきました。第6次評価報告書で明らかになる科学的知見が、今年11月にイギリスのグラスゴーで開催されるCOP26の交渉に影響を及ぼすことはまちがいありません。

 第5次評価報告書から8年を経て発表される第6次報告書は、どんな内容なのでしょうか。危険な気候変動を回避するために、私たちに何が求められるのでしょうか。第5次および第6次評価報告書の主執筆者である国立環境研究所の江守正多さんに解説していただきます。

プログラム

基調講演 「第6次報告書をどう読み解くか」 
江守正多さん(国立環境研究所)資料

解説 「IPCC報告書とCOP26」
小西雅子さん(WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー))資料

対談・質疑応答

※予定は変更となる可能性がございます。

ゲスト略歴

江守正多さん,国立環境研究所

1970年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。1997年より国立環境研究所に勤務。地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室長等を経て、2021年より地球システム領域副領域長。連携推進部社会対話・協働推進室長を兼務。2021年より東京大学総合文化研究科広域科学専攻客員教授。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。気候変動に関する政府間パネル第5次、第6次評価報告書主執筆者

参加費 無料
申込み

(8月12日更新)
定員に達したため、参加申込みを締め切りました。当日YouTubeでも配信を行いますので、そちらをご視聴ください。視聴URLは、開始までに本イベントページに掲載します。

※8月13日(金)から16日(月)まで、CAN-Japan事務局は夏季休業にともない業務をお休みいたします。この間にいただいたお問合せについては、17日(火)以降の対応となりますことを予めご了承ください。

Zoomのフォームよりお申し込みいただいた方は、お申込み時に入力いただいたメールアドレスに参加方法のご案内を記載したメールが届きます。そちらのメールから当日ご参加ください。

定員

300人(先着順。要事前申込)

主催 Climate Action Network Japan (CAN-Japan)
CANは、世界で気候変動問題の解決のために活動する130ヶ国・1500団体からなるNGOのネットワークです。CAN-Japanは、CANの日本での集まりで、15団体からなり、国連気候変動交渉に参加し、国際的NGOネットワークと連携しながら政策提言や情報発信に取り組んでいます。
お問合せ Climate Action Network Japan (CAN-Japan)事務局
認定NPO法人 気候ネットワーク 京都事務所内
TEL:075-254-1011 FAX:075-254-1012
E-mail: secretariat@can-japan.org
Website: https://www.can-japan.org
備考

8月9日に発表される報告書は、「第6次報告書」の一部となる第1作業部会(科学的根拠)の報告書であり、引き続き、第2作業部会(影響・適応・脆弱性)報告書、第3作業部会(緩和策)報告書、統合報告書が発表されることになっています。

このセミナーは、2021年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。また、本ウェブページは、同地球環境基金の助成を受けています。