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CAN-Japanウェビナー
IPCC第6次評価報告書から気候危機を回避する道筋を考える

日時 2022年5月19日(木)17:30~19:00
開催形式 Zoomウェビナー
 ご案内

 IPCCの第6次評価報告書は、昨年8月の第1作業部会(自然科学的根拠)に続き、今年2月に第2作業部会(影響・適応・脆弱性)、4月に第3作業部会(緩和策)が発表され、3つの作業部会による報告が揃いました。これまで、IPCCによる分析は国連交渉を通して各国の気候変動政策に影響を与えてきました。
 第6次評価報告書では人為的な気候変動はすでに広い範囲で人や自然に深刻な影響を与えていること、持続可能な社会を構築できるかどうかはこの10年間の行動が鍵となり、気候変動への適応策とともに、あらゆる分野での温室効果ガスの急速な減少が急務であること等が指摘されています。
 今回のウェビナーでは、気候変動に取り組む海外と国内のNGOの視点から、これらIPCCからの指摘をどう受け止め、日本においてはどのような行動が必要とされるかを考えます。

プログラム(予定)

プログラムの詳細が決まり次第、更新します。
※プログラムは変更となる場合があります。予めご了承ください。

1.Science and IPCC, where do we stand(科学とIPCC:私たちはどこにいるのか)
Stephan Singerさん(Climate Action Network International)
資料 / 資料(CAN-Japan事務局による仮訳)
※日本語への通訳あり

2.CAN-Japanメンバー団体からの提言

松原弘直さん(環境エネルギー政策研究所(ISEP))
テーマ:再生可能エネルギー 資料

野田浩平さん(Citizens’ Climate Lobby Japan (CCL Japan))
テーマ:カーボンプライシング 資料

遠藤理紗さん(「環境・持続社会」研究センター(JACSES))
テーマ:適応・ジェンダー等 資料

3.Q&Aセッション

進行:櫻田彩子さん(エコアナウンサー)

参加費 無料
ゲスト略歴

Dr Stephan Singer
Climate Action Network International (CAN-International)気候科学およびグローバルエネルギー政策シニアアドバイザー。
2016年よりCAN International事務局。CANにおいて気候科学とグローバルエネルギー政策をリードするとともに、IPCC会議へのCANオブザーバー代表団の団長を務める。また、「再生可能エネルギーのためのアクションプラットフォーム」でも活動している。
以前はGIZ(ドイツ国際協力公社)、WWFでの活動にも従事。また、脱炭素や再生可能エネルギーに関するさまざまなプロジェクトやイニシアティブ、コアリションの設立・運営や顧問を務めてきた。炭素動態やエネルギー・気候政策といったテーマでの講演もおこなっている。半乾燥地帯の痩せ地における炭素と有機物の代謝に関する土壌物理学でPhDを取得。

申込み

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定員 500人(先着順)
主催 Climate Action Network Japan (CAN-Japan)
CANは、世界で気候変動問題の解決のために活動する130ヶ国・1500以上の団体からなるNGOのネットワークです。CAN-Japanは、CANの日本での集まりで、17団体からなり、国連気候変動交渉に参加し、国際的NGOネットワークと連携しながら政策提言や情報発信に取り組んでいます。
お問合せ Climate Action Network Japan (CAN-Japan)事務局
気候ネットワーク 京都事務所内
TEL:075-254-1011 FAX:075-254-1012
E-mail: secretariat@can-japan.org
Website: https://www.can-japan.org
備考

本ウェビナーは、2022年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。