日時:2022年08月05日(金) 14:00 ~ 15:45

申込https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_We1ITN-iR0SWb0JNhikoGg 

詳細https://www.wwf.or.jp/event/organize/5093.html

 

季節外れの猛暑となった6月26日から30日までの5日間、政府は、東京電力の管内に「電力需給ひっ迫注意報」を発令し、家庭や企業に節電を求めてきました。この冬にはさらに厳しい需給となる見込みです。

これは主に太陽光発電など再生可能エネルギーの増加に伴って、老朽化し採算の合わなくなった火力発電が廃止されて減少してきたためだとする説明が多く聞かれます。またロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー危機で、脱炭素化を棚上げするべきという論調も聞かれます。果たして本当にそうでしょうか?今回の電力需給ひっ迫の要因をきちんとデータで理解していくと、実際には違った理由が浮かび上がります。たとえば年間を通しての発電電力量(kWh)が足りないわけではなく、季節外れの猛暑により予想しない時期に急激に上がった電力需要(kW)にどう対応するかのノウハウが未熟であったといったことがあげられます。

きちんとデータでみて、どう考え、対処していくべきかを、株式会社システム技術研究所の槌屋治紀先生をお招きして解説するセミナーを開催いたします。そして今回の電力需給のひっ迫を乗り越えるための一助となった電力の需要側の対応(デマンドレスポンス)を実際に担った東京製鐵株式会社の取締役常務執行役員奈良暢明氏もお招きして、大変興味深い実例もお話しいただきます。

プログラム(予定)

13:50 Zoom Open

14:00~14:05
進行説明 WWFジャパン 田中健

14:05~14:20
「解説電力需給ひっ迫の分析と対策について」
WWFジャパン 小西雅子

14:20~14:40
「講演再エネを中心とする社会シナリオからの示唆」
システム技術研究所 槌屋治紀先生

14:40~15:00 講演
「デマンドレスポンスの実例」
東京製鐵 奈良暢明様

15:00~15:20
「対談電力需給ひっ迫にどう対処していくべきか」
システム技術研究所 槌屋治紀先生 
東京製鐵 奈良暢明様
ファシリテーター:小西雅子

15:20~15:40
質疑応答 ZoomのQ&A
ファシリテーター:田中健

15:45終了