RANについて

 サンフランシスコに本部を持つ米国の環境NGO。環境に配慮した消費行動を通じた森林保護、先住民や地域住民の権利擁護、環境保護活動を、さまざまな角度から行っています。

1985年の設立以来、レインフォレスト・アクション・ネットーク(RAN)は、森林と、そこで生活している人々の人権を守るために活動しています。

2005年10月より、日本代表部を設置して、日本の紙パルプ企業向けに原生林や世界遺産レベルの森林を伐採しているタスマニアの森林保護の活動を開始しました。現地の木材チップ会社であるガンズ社をターゲットとしてキャンペーンを展開。ガンズ社は2010年9月に天然林から植林木へのシフトを宣言、2011年6月には、天然林木材チップの利用を停止しました。しかしながら、現在、日本向けの建材として合板の部材である単板生産のためのオールドグロス林を含む天然林伐採が継続しており、政府による公的保護プロセス頓挫の懸念もでてきています。

2009年より、インドネシアの森林保護活動を開始。インドネシアのスマトラ島などから原料を得ている巨大製紙企業のAPP社とAPRIL社の紙製品による社会、環境問題に取り組んでいます。