CAN-Japanが開催協力するイベントです。

タイトル

全国シンポジウム
「市民が進める温暖化防止2016」
~パリ協定と「排出ゼロ」をめざす~

日時・会場 2016年12月3日(土)13:30~17:45 【開場12:45】
同志社大学 今出川キャンパス 良心館
                  4日(日)  9:30~16:30 【開場  9:00】
同志社大学 烏丸キャンパス 志高館
アクセス  

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  • 地下鉄 烏丸線「今出川」駅から
  • 京阪 「出町柳」駅から徒歩15分
  • バス「烏丸今出川」徒歩1分
趣旨

歴史的な「パリ協定」の合意から1年。
世界はどう変わった?どう変える?

 近年、観測史上最高気温の記録を更新し続けており、極端な気候災害が世界各地で増え、日本でも大きな被害がでています。危険な温暖化を防ぐため、2015年12月、国連会議COP21で、世界の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることをめざすパリ協定が合意されました。

 これによって、化石燃料の時代が終わり、自然エネルギー100%の時代へと、世界が大きく変わることになりました。このパリ協定には米中を始めすでに多くの国が正式に参加しており、自然エネルギー100%をめざす国、地域、企業も増えてきています。

 では、パリ協定を「実行」していくために、日本政府、地域社会、ビジネス、市民は、どうすべきでしょうか?このシンポジウムでは、最前線で活躍する専門家、各界のトップリーダーとともに世界と日本の今を共有し、議論を深めます。

 温暖化防止活動のリーダー、温暖化・エネルギーに関わる行政や企業のスタッフ、研究者や学生はもちろん、この問題に関心がある市民の方まで、時代の方向性を知り、リーダーとつながり、元気が増すシンポジウムです。ぜひご参加ください!

チラシはこちらから

プログラム

【1日目】

全体会:パリ協定と「排出ゼロ」をめざす

基調講演「パリ協定時代の世界と市民

Wael Hmaidan(Climate Action Network International代表)
(逐次通訳あり)

トークセッション「パリ協定を実現するための社会のルール

スピーカー

高村ゆかりさん(名古屋大学大学院)
山岸尚之さん(WWFジャパン)
平田仁子(気候ネットワーク)

ディスカッション「脱炭素社会を実現する市民・地域

パネリスト

豊岡和美さん(徳島地域エネルギー)
海南友子さん(ドキュメンタリー映画監督)
原亮弘さん(おひさま進歩エネルギー)

コメント:新川達郎さん(同志社大学)

コーディネーター:田浦健朗(気候ネットワーク)

ディナーパーティー 18:45 ‐ 20:30(受付18:30より)

京都議定書誕生の地で、全国各地から集まった各界のトップリーダーたちとお酒や食事を楽しみながら語り合いましょう。11月4日に発効することが決まったパリ協定。今年のシンポジウムの夕食会は「パリ協定発効記念パーティ」も兼ねての開催です!

参加費:4,000円 【要事前申込】

場所は、後日掲載します。

プログラム

【2日目】

2日目は分科会にわかれてそれぞれの重要テーマを深めます。

さあ、クライメート・アクションの「最前線」へようこそ!

分科会 第一部(午前)9:30~12:00

脱石炭分科会 – 今、地域で起っている(怒っている)こと – 

各地で進む石炭火力発電所の建設計画。地域では、どのように捉えられているのでしょうか。世界の動向と逆行する日本の現状に揺れる地域の人々の声を共有し、課題解決へ向けて議論をします。

スピーカー

【仙台】長谷川公一さん(東北大学教授/仙台港の石炭火力発電所建設を考える会共同代表)
【横須賀】村上研一さん(中央大学商学部准教授)、鈴木陸郎さん(まち研@三浦半島事務局長)
【兵庫県・高砂】野々村美知代さん(高砂の環境を考える会)
【兵庫県・神戸】上田敏幸さん(西淀川公害患者と家族の会)ほか

 

パワーシフト交流会 エネルギーを選んで未来をかえよう!

4月から始まった電力小売り自由化をきっかけに環境の視点で電力を選ぶパワーシフトキャンペーンが全国に広がりを見せている。各地でパワーシフトに取り組む市民・団体、自治体、事業者、企業などが集まり、お互いの取組内容や今後の方向性について共有・検討する。

スピーカー

吉田明子さん(FoE Japan)
手塚智子さん(市民エネルギーとっとり)
芦刈義孝さん(こなんウルトラパワー)
本河知明さん(パワーシフト福岡)
飯田秀男さん(全大阪消費者団体連絡会)
高本長門さん(株式会社Minoli)ほか

 

COP22マラケシュ会議報告会 パリ協定発効!パリ協定が変える世界
(企画協力:CAN-Japan)

パリ協定に合意したCOP21から1年。COP22マラケシュ会議では、パリ協定の具体的なルールについて交渉が行われます。COP22に参加した日本政府代表団の交渉官や、京都議定書からパリ協定まで気候変動交渉をフォローする専門家が語る最新情報をもとに、世界や日本の温暖化対策の未来を考えます。

プログラム(予定)

報告「世界のパリ協定の実施状況と日本の取り組み
石垣友明さん(外務省気候変動課)

報告「COP22マラケシュ会議の結果と今後の交渉課題
山岸尚之さん(WWFジャパン)

報告「COP22マラケシュ会議と気候正義の課題」
深草亜悠美さん(国際環境NGO FoE Japan)

報告「パリ協定の実施に向けた日本の課題」
浅岡美恵(気候ネットワーク)

質疑応答・ディスカッション

コーディネーター:伊与田昌慶(気候ネットワーク)

 

分科会 第二部(午後)13:00~15:30

金融分科会(企画協力:350.org Japan)

 世界が脱炭素化に向けて急速に動き出す中、今後のCO2排出規制強化により化石燃料を使用できなくなるリスク(座礁資産リスク)を懸念して、特に石炭を中心とした化石燃料関連事業に対する投融資を引き揚げるダイベストメント(投資撤退)が広がりを見せています。日本は未だこうした動きは見られませんが、世界の動きを知り、日本の金融業界がどう動くべきか、そして私たちが市民としてどんな行動ができるかを考えていきたいと思います。

スピーカー

夫馬賢治さん(株式会社ニューラル/サステナブルジャパン)
古野真さん(350.org Japan)
可児卓馬さん(公益財団法人 京都地域創造基金)

 

脱原発・温暖化防止分科会
(企画協力:コンシューマーズ京都)

脱原発とエネルギーシフトで脱炭素社会を

原子力発電の危険性、不経済性は計り知れないものがあり、地球温暖化対策としても不適切な手段です。この分科会では、エネルギー政策における原子力の位置付けの矛盾や非現実的性、また財政的にも無理な仕組みによって原子力が支えられてきたこと等を共有し、脱原子力とエネルギーシフトをすすめるためには、どのようなエネルギー政策が望ましいかについて議論し、パリ協定発効後の社会・エネルギーについて展望します。

スピーカー

朴勝俊さん(関西学院大学)
金森絵里さん(立命館大学)

企画・コーディネート:原強さん(コンシューマーズ京都)

 

SDGs(国連持続可能な開発目標)分科会
(企画協力:動く→動かす)

2015年9月、190を越える国が、今後15年かけて極度の貧困、不平等・不正義をなくし、地球環境を次世代につなげていくための「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」を採択しました。

SDGsは、気候変動を含む17の目標と169のターゲットに全世界が取り組む壮大なチャレンジです。『誰も取り残されない』世界の実現を目指し、様々なセクターの連携が求められる中、私たちが具体的に何をしていけばいいのか考えていきたいと思います。

スピーカー

稲村健夫(一般社団法人イマココラボ)
長島美紀さん(動く→動かすアドバイザー/マラリアノーモアジャパン)
関澤春佳さん(動く→動かすコミュニケーション コーディネーター)
田中耕平さん(NPO法人泉京・垂井)
久保田彩乃さん(Japan Youth Platform for Sustainability(JYPS)、名古屋大学4年)

 

クロージング 15:45~16:30

参加費 会員無料、一般1,000円、学生500円【2日間分】
*当日入会いただければ会員価格(無料)で参加いただけます。
申込方法 こちらのイベントは終了しました。
主催 特定非営利活動法人気候ネットワーク
共催 同志社大学ソーシャル・ウェルネス研究センター
後援 京都府地球温暖化防止活動推進センター

一般社団法人地球温暖化防止全国ネット(全国地球温暖化防止活動推進センター)

京のアジェンダ21フォーラム

お問合せ 認定NPO法人 気候ネットワーク 京都事務所
TEL:075-254-1011 FAX:075-254-1012
MAIL:kyoto@kikonet.org
備考 平成28年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。